矯正歯科 Orthodontics
信頼と実績!!
マウスピース矯正装置 インビザラインを当院で導入しました。
発育期に行なう
正しい噛み合わせ治療
体のバランスを整え、細菌やウイルスから体を守る鼻呼吸をしやすくするためにも、『正しい噛み合わせ』はとても大切です。
しかし、現在では子ども4人のうち3人に歯列と顎の発達に問題があるといわれています。
歯列と噛み合わせの乱れは、遺伝などの先天的な原因よりも『お口周りの筋力バランスの乱れ』といった後天的な原因によって引き起こされることが多くなっています。
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口で呼吸する
ほんの少しでもお口があいてしまっている。
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舌の癖
常に舌が前歯に当たっている。しゃべると舌足らずである。
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嚥下の異常
飲み込むときに顔の筋肉が引き締まり、歯列を狭くしている。
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口唇を巻き込む癖・
引き締める癖唇を巻き込む癖によって前歯が奥に押し込まれる。または唇を引き締める癖によって奥歯が舌側に倒れる。
そのほか、アレルギーや喘息、長期的な指しゃぶりの癖、横向き寝、うつぶせ寝、頬杖、姿勢の悪さなどによっても歯列と顎の発達に問題が引き起こされます。
これらの後天的な原因を検査し、矯正治療に筋機能訓練を合わせて行なうことにより、顎と筋肉の正しい発育を促していきます。
顎顔面矯正は、急速拡大装置という特殊な装置を使い、上顎の正中縫合に働いてあごの骨を拡大していく矯正法です。
この時期に、上あごの拡大を行うことで、歯の萌えるスペースを確保するだけでなく、鼻の底の骨も拡大されることから、鼻呼吸がスムーズにできるようになります。
早期治療の重要性=鼻呼吸の重要性
上顎は鼻腔の床です。上顎を拡大することで、鼻腔が広がり、鼻呼吸ができるようになります。
上あごの発育は、脳の発育と連動しています。脳の発育は5才がピークで10才頃ではほぼ終了します。
そして、脳が活動するために必要なのは、血流から得られる「酸素」と「栄養」です。加えて、意外と知られていないのは「鼻呼吸」による脳の冷却です。
この3つによって、脳は活性化します。
小児矯正
咬合育成期(4歳~)
当院はMyobrace Member加盟歯科医院です。
筋機能訓練を取り入れた歯列矯正治療法の1つとしてMyofunctional Orthodo System(筋機能矯正システム)はDr.chris-Farrellによって考案され、原因に焦点を当てることによりは発育期の子どもたちが抜歯やブラケット(針金を歯に固定する装置)を避けるクリニックが約150件ほどあり、岩手県には当院を含めた3件の歯科医院となります。
歯並びの悪くなる原因は、口腔周囲筋の使い方(飲み水や口呼吸など)が間違っていることや、猫背などの悪い姿勢にあります。マイオブレース矯正は、その原因に焦点をあて、筋機能訓練(口腔周囲筋の間違った使い方を治す訓練=アクティビィティ)や足指の正しい使い方の指導を取り入れた矯正治療です。習癖を治すことで、きれいな歯並びと、顔貌の良好な発達を得ることができます。
結果として、子どもたちの正しい姿勢と鼻呼吸を習慣づけることは、矯正治療を通じて健康なからだを得ることにもつながります。
■Myobrace(マイオブレース)矯正
専用
マウスピース型
矯正装置
筋機能
トレーニング
治療の特徴
スタッフの指導のもと専用のマウスピース型矯正装置を使用することで、呼吸の仕方や飲み込み方、舌の位置を改善するとともに、口唇や頬の筋機能を鍛えていきます。
この装置を使用することで歯列の幅を拡げ、歯と顎の位置を整えられるため、デコボコの歯並びも改善しやすく、抜歯をせずに歯並びを整えられる可能性が高まります。
また、治療をスムーズに進めるためには、お子さんに歯並びの乱れを引き起こす原因と治療内容についてきちんと理解していただくことが大切です。当院では、動画と矯正装置を使ってわかりやすくご説明しています。
当院の治療室はすべて個室なので、お子さんには落ち着いてこれらの治療を受けていただけます。
■管理医療機器
歯列矯正用咬合誘導装置:Myobrace(マイオブレース)矯正
医療機器認証番号:220AKBZX00107000
■Myobraceによる治療のリスク・副作用
- お子さんが治療に協力的でない場合、良好な治療結果を得られないことがあります。
- 毎日の装着を怠ると、良好な治療結果を得られないことがあります。
- 生涯良好な歯並びであることを保証する治療ではありません。治療後、成長により不正咬合が現れることがあります。
- 症状が改善されない場合、ほかの矯正治療に移行することもあります。
Myobrace矯正治療の4つのゴール
子どもに以下のことを教えます。
鼻呼吸
安静時の
正しい舌の位置
正しい
飲みこみ方
唇を閉じた
姿勢
2019年から顎顔面矯正を取り入れました。
顎顔面矯正は、固定式の急速拡大装置(ハイラックス等)を用いて、上顎の正中縫合を開いて、上あごの骨を拡大することから始める矯正治療法です。
当院では、2019年9月から使用を開始し、2021年8月現在200症例以上に応用し、マイオブレース治療に先駆けて、顎顔面矯正を行う方法で、良好な治療成果を上げています。
ハイラックス
上顎の歯列の横幅を横に広げる固定式の装置です。金属製のバンドとワイヤー、横に広げる力を調節するネジから構成されています。 顎を広げてスペースをつくることで、歯を正しい位置に並べます。
■ハイラックス(ハイラックスクリックスクリュー)
メーカー: Dentaurum
医療機器認証番号: 21000BZY00734000
■ハイラックスによる治療のリスク・副作用
- 固定式なので、ご自身では取り外せません。
- 装置後1週間ほどは、発音・嚥下時に違和感を覚えるほか、鼻や口もとにツンとした痛みを感じることがあります。
- 歯列が横に広がることで、一時的に前歯にすき間が生じますが、時間の経過とともに自然に閉じてきます。
- 食べ物が装置につきやすく、歯を磨きにくくなります。とくにワイヤーやネジの部分に汚れが溜まりやすいので、仕上げ磨きをするなどご家族のサポートが必要になることがあります。
治療症例
過蓋咬合
年齢 | 5歳 | 性別 | 女性 |
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治療 期間 |
5年 | 費用 | 前期矯正咬合育成:315,000円 処置料:3,150~4,400円 |
治療法とマイオブレース矯正 | 【主訴】下の前歯がデコボコに萌えてきた 【治療法】 上顎骨を拡大装置で拡大し、マイオブレースK1Mサイズにて歯列を整える。下顎は3DL(舌側弧線装置)にて前歯を前方に移動しながらK1を使用することで歯列が整えられた。アクティビティにより鼻呼吸、正しい舌の位置、正しい嚥下・姿勢をかくとくした。 【経過】 5才 K1(Sサイズ) 6才 BB1(上顎拡大装置)前方けん引装置 7才~10才 K2(Mサイズ) 下3DL(舌側弧線装置) アクティビティ 5才~7才。 |
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治療に おける リスク・副作用 |
BB1使用時食事がしにくいことがある。 前方けん引装置使用中寝がえりがしにくい。 |
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5歳
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7歳
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10歳
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5歳
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7歳
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10歳
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5歳
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7歳
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10歳
反対咬合
年齢 | 5歳 | 性別 | 女性 |
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治療 期間 |
5年 | 費用 | 前期咬合育成 契約料:324,000円 処置料:1回3,240~4,400円 |
治療内容の詳細 | 【主訴】受け口 【治療法と経過】 上顎前方発育促進のためムーシールド使用後、上顎拡大装置と前方けん引装置を就寝中使用することで上顎を拡大。マイオブレースI3-N(M)同じくP-3(M)使用。 【経過】 5才~ ムーシールド 7才 上顎拡大装置前方けん引装置 8才 マイオブレースI3-N開始(日中1時間と就寝時に使用) 9才~11才 マイオブレースP-3(M) アクティビティ 5才~8才燕下と姿勢の改善 | ||
治療に おける リスク・副作用 |
BB1使用時、食事がしにくい。上顎前方けん引装置使用時、寝返りがしにくい。 |
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5歳
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7歳
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11歳
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5歳
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7歳
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11歳
上顎前突
年齢 | 10歳 | 性別 | 男性 |
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治療 期間 |
2~3年 | 費用 | 前期咬合育成 装置料など同じ |
治療内容の詳細 | 【主訴】出っ歯をなおしたい 【治療法】 マイオブレースK-1K-2T-3により歯列不整の改善。 アクティビティにて口呼吸・舌の位置・姿勢・燕下の改善 【経過】 10才 マイオブレースK1(Mサイズ)→K1(Lサイズ)→K-2(Lサイズ) 11才~12才 マイオブレースT3(5サイズ) 日中1時間と就寝時に使用。 アクティビティ 10才~12才(筋機能訓練) |
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治療に おける リスク・副作用 |
装着使用時歯が痛いことがある。 |
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10歳
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11歳
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12歳
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10歳
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12歳
矯正歯科治療におけるリスク・副作用
- 機能性や審美性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
- 最初は矯正装置による不快感、痛みなどがあります。数日から1~2週間で慣れることが多いです。
- 治療期間は症例により異なりますが、混合歯列期から永久歯列期まで長い場合は5~6年を要します。
- 装置の正しい使用やアクティビティなど、定期的な通院など、矯正治療では患者さまのご協力がたいへん重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
- 治療中は、装置がついているため歯をみがきにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まるので、丁寧な歯みがきや定期メンテナンスの受診が大切です。また、歯が動くことで見えなかったむし歯が見えるようになることもあります。
- 治療中に金属などのアレルギー症状が出ることがあります。
- 治療中に、「顎関節で音が鳴る、顎が痛い、口をあけにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
- 問題が生じた場合、当初の治療計画を変更することがあります。
- 歯の形状の修正や、噛み合わせの微調整を行なうことがあります。
- 矯正装置を誤飲する可能性があります。
- 装置を外した後、現在の噛み合わせに合わせて修復物(被せ物など)の作製やむし歯治療などをやり直す可能性があります。
- 顎の成長発育により、噛み合わせや歯並びが変化する可能性があります。
- 治療後に親知らずが生えて、歯列に凹凸が生じる可能性があります。
- 加齢や歯周病などにより歯を支える骨が痩せると、歯並びや噛み合わせが変化することがあります。その場合、再治療が必要になることがあります。
- 矯正治療は、一度始めると元の状態に戻すことが難しくなります。